モノより思い出

実家の自分の部屋を整理しに来いってことで久しぶりに両親の家に行った。ついでに昨日撮った新幹線のビデオを両親に見せた。ビデオ鑑賞中、息子はビデオを見ている爺ちゃん婆ちゃんの注意を自分に向けようとテレビを消す消す。
学生時代のノート、本、雑誌、手紙、フロッピー、カセットテープ等々のお宝とは決して呼べない品々を次々とゴミ箱行きの段ボールに入れたら山ができた。カセットテープを数点だけ残してごっそりと捨ててきた。なんだかスッキリした。
部屋の整理中、息子の面倒を爺婆にまかせた。息子は庭の砂利をスコップで集めて砂場気分。アパートから持参したミニカーとかトーマスを砂利の山に埋めたりしてトンネル遊び。おかげでおもちゃは傷だらけ。トビーもゴードンも砂利でこすれて目がなくなっちゃって哀れな顔に。でも本人は気にしてない様子。それならいいか。
帰りの車中、カーステレオでジュディマリのカセットを聴いた。ハロ〜オ〜レンジサンシャイン♪なんてなつかしい。当時つき合っていた彼女と別れたときのことを思い出した。音楽ってその当時の影像をリアルによみがえらせる。何年経っても。不思議。ポップな曲なのにちょっとセンチメンタル。モノは捨てても思い出は捨てられない。